第３１３号：震災復興税は国民に呪縛を与える

【元気一杯・頑張る社長のためのＩＴ日記】
2011/04/15　株式会社オガコムジャパン

＜今日の一言＞―――

げんを担ぐって大切だ

＜今日の気分＞―――

昨晩、前職時代にお世話になった方に久しぶりにお会いし、
技術的な話を色々とさせて頂きました。

会話中、言葉の意味をお互い確認し合わなくて良いと
言う事が、こんなにもストレスがないものかと感じました。

自分が常識と思って話している事が、実は相手には常識
ではない事も多々あるという事を再認識しました。
つくづくコミュニケーションは難しいものです。

では、今日も元気に良い一日でありますように

＜今日のＩＴ＞―――

第３１３号：震災復興税は国民に呪縛を与える

先日ある評論家が「世界中で国民の平均年収が下がり続けて
いるのは日本だけ」と言われていました。
兎に角、世界中で一人負けだそうです。
そしてこの大震災です。

日本は実は既に貧民国です。
問題なのは、自分達が貧民であるという事に気付いていない
事です。
政治家も公務員も地主も長年企業に勤めたサラリーマンも
全員、今までの生活レベルが生涯続くと考えています。
簡単に言えば、プライドだけは上流、中流意識で、現実は
下層階級となって行きます。
時代が百年前ならば植民地になっている事でしょう。

そんな中、今回震災復興税が提案されました。
消費税アップの看板掛け替えです。
致し方ないことと思いますが、このボディブローを
耐えしのぶことができる企業、個人はどれほどでしょう。

人は支援の気持ちは必ずありますが、その日々が長引けば
長引く程、心が疲弊していきます。
支援の気持ちが強い程、ストレスを吐き出せない自分に
苦しみます。

また、支援に一度頼るともう自ら働く事を放棄します。
保護を本当に受けなければならない人の中にも、死に
物狂いで働いている方々が多い中、家でゲーム三昧の
人が公共機関から生活費を貰う矛盾した社会です。

震災復興と税金を絡ませるのは、国民を何時までも震災の
呪縛に苦しませることになります。
ちょっと贅沢をしてお金を使おうとした瞬間、震災復興税
が掛れば私ならその贅沢をしません。
外国人は震災が収まらない日本には来ないでしょう。

募金を国が強制する様な制度を考える前に、まずは自らの
身を徹底的に削ってからにして欲しいものです。

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