月曜日, 3月 31, 2014

第1030号:情報システム担当のいない企業

2014/03/31

第1030号:情報システム担当のいない企業
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情報システムを企業に提案していると、いつも直面するのが
お客様側の人の問題です。どの様に良い情報システムを提供
しても、そのシステムを使いこなせなければ宝の持ち腐れに
なってしまいます。

この状況を引き起こす企業には共通点があります。
まず情報システムの必要性は理解しており有効に活用したい
という欲求があるにも関わらず、その情報システムを中心と
なって活用できる人がいないのです。私はその際、人の採用、
或いは派遣を提案します。そこで情報システム以外の業務で
手一杯の担当者を指名する企業は、九分九厘失敗をします。

もしこの企業が情報システムに対して意欲がなければ、
手作業で出来る事業範囲で満足をしており、この様な失敗
を引き起こすことはありません。ここで一番厄介なのは
情報システムを導入すると人はいなくとも業務改善ができる
と錯覚している場合です。情報システムは道具であり、
どの様に活用するのかを学ぶことで人を育ててもくれます。
その人が業務改善を実現するのです。情報システムが自動的
に事業を発展させてはくれないのです。

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OGACOM Japan Inc.

金曜日, 3月 28, 2014

第1029号:EXCELVBAでの簡単開発の勧め

2014/03/28

第1029号:EXCEL VBAでの簡単開発の勧め
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企業の成熟度は情報システムを有効に活用できているか否かで
計る事ができます。長年商売を続けている老舗でも最新の管理
システムがなければ継続して大規模な事業を展開する事は出来
ません。

中堅企業が大企業になれないのは、企業が大きくなったら情報
システムを大きくしようと考えるからです。大企業になる会社
は、まず大企業に相応しい管理システムを先に準備し、その枠
の中で大きく発展していくのです。

但し、発展途上の中堅企業に大規模なシステム投資は出来ません。
まずは業績拡大の為に効率化すべき業務を見極め改善を行うこと
から始めます。その為に有効なのは、使い慣れた道具での簡単
開発です。

今までの話で思い当たる企業の方は、是非EXCELのVBAを使った
簡単システム開発に取り組んでみましょう。従来のウォーター
フロー型(要件定義からシステム開発、テストまでを上流から
下流まで水が流れる様に実施する開発)ではなく、簡単な例
をEXCELで作り試しながら業務改善を進めましょう。そうすると
企画段階では見えなかった問題点が更に見つかるものです。
結果としてよりきめ細かい管理システムが出来上がります。

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木曜日, 3月 27, 2014

第1028号:中華タブレットとは

2014/03/27

第1028号:中華タブレットとは
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iPadがタブレット市場を作り上げると、自然に格安タブレットが
流通し始めます。この中で中国製を通称「中華タブレット」と
読んでいます。Googleがスマートフォン、タブレット用にAndroid
OSを提供し始めてからは一気に中華タブレットも増えました。

当初は見た目はiPadそっくりで中身がAndroidで動く様な粗悪品
ばかりでしたが、現在発売されている中華タブレットには結構
使える機器も増えてきました。値段も2万円を切るものも多く、
セカンドタブレット(二台目のタブレット)として使い分ける人も
増えています。例えば、ビジネス用にはiPadを使用し、動画を見る
などプライベート用に格安中華タブレットを使うという具合です。

今回私も一台購入したのですが、注意点を書いておきます。
・CPUはクアッドコア以上の処理スピードが欲しい。
・写真と撮る人は、バックカメラが付いているか確認する。
・地図を使う人は、GPS機能が付いているか確認する。
・Androidのバージョンは可能な限り新しいものにする。

まずは試してみましょう。

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水曜日, 3月 26, 2014

第1027号:ネット上の誹謗中傷から身を守る

2014/03/26

第1027号:ネット上の誹謗中傷から身を守る
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コミュニケーションツールとして定着したSNSは、
良好な人間関係を生み出す一方、陰鬱ないじめも誘発
します。匿名や集団での誹謗中傷などは犯罪レベルの
ものも多いと言えます。一旦、そのターゲットとされた
場合、受けた被害を証明しなければ警察も動きようが
ありません。その証明のためには嫌な思いを更にし続け
なければなりません。

この様なネット上の誹謗中傷から身を守る為には、不用意な
発言や誤解を招くような書込みをしないことが一番です。
万が一、攻撃されたならばネット上で対抗はせず、誠意を
もって弁明をし続け、更にその誹謗が何故発生したのか
原因を見付け改善する必要があります。

もし、こちらに落ち度がないのなら、私恨か愉快犯なので、
相手の行動を記録し、明らかに被害を受けるまで証拠を
集めます。刑事事件にならなくとも、民事訴訟で相手を
法廷に引き出すことが出来るかもしれません。
この様な問題から身を守る為には、誠意と証拠が大切です。

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火曜日, 3月 25, 2014

第1026号:小さな事に振り回されない

2014/03/25

第1026号:小さな事に振り回されない
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一代で会社を大きくしたある社長は、「金にこだわるな」
と口癖の様に言っていました。余り考えずに受けとめると
「お金は天下の回りもの、ケチケチするな」と聞こえます。
しかし、その社長を観察していると成功を確信した時は
大きく資金を投入し、普段は小さな儲けをこつこつと追って
いました。

要するに彼の言葉は、「目先の小さなお金の動きに振り回わ
されるな」という事と理解しています。
事業を興し進めるものは、より大きな成功をつかむために
この様な経営の極意を自ら作り上げているのです。
経営は人から与えられるものではなく、自分で作るものだ
と改めて感じました。

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月曜日, 3月 24, 2014

第1025号:この時代だからこそ義理人情

2014/03/24

第1025号:この時代だからこそ義理人情
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成功のノウハウ情報が溢れ、何事も損得勘定をしてしまう今、
儲けが全てと考える人々も多いかと思います。人の為に商売
抜きで付き合う事が減っているのではないでしょうか。
その様な日々を過ごしていると、いざと言う時に人の為に
身体を動かすことができなくなります。

こんな時代だからこそ、人から受けた恩を忘れない義理、
人の心を思いやる人情を忘れない様にしましょう。
まずは行動は伴わなくとも気持ちだけで良いのです。

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木曜日, 3月 20, 2014

第1024号:逆転を狙うその日暮らし

2014/03/20

第1024号:逆転を狙うその日暮らし
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楽を望まない人はそうそういません。気が付かないうちに
面倒な事は先送りをします。意識をしなければ目標はいつ
まで経っても実現しない訳です。この目標が自分だけのもの
なら自分が成果を得られないだけですから自業自得ですが、
もし他に影響が出る目標ならギリギリになって慌てて面倒を
こなすことになります。最後には逆転ホームランに期待する
様になります。

この様な状況に自分を追い込まない様に、自分の処理能力と
作業量、そして目標を常に見極めておきましょう。
そうしないと直ぐにその日暮らしの人生になってしまいます。

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水曜日, 3月 19, 2014

第1023号:膨らむ要望を抑えるのが商売

2014/03/19

第1023号:膨らむ要望を抑えるのが商売
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人がより良いものを求めるのは当然のことで、製品やサービス
の提供を受けると更にもう一歩良い点を探すものです。
その良い点を見付けた時、満足感が生まれます。

サービスを提供する側は、この膨らみそうな要望をどこまで
提供するのかを管理しなければ、お客様の要求に飲込まれて
しまいます。結果赤字となります。

お客様と当初約束したサービスをまずはお互いに明確にし、
常に膨張する要望を抑えつつ、お客様にもう一歩満足して
頂くことが商売です。

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火曜日, 3月 18, 2014

第1022号:研修旅行で学んだこと

2014/03/18

第1022号:研修旅行で学んだこと
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昨日は平日でしたが、土曜日から3日間研修旅行だった為、
日記をお休みさせて頂きました。今回得たもの簡単に説明
したいと思います。

今年は岡山、倉敷、境港、松江、出雲に出掛けたのですが、
各都市が町興しの為に、様々な取り組みを行っているのを
視察しました。例えば、境港では漫画家の水木しげる氏の
キャラクタを商店街に配置しマスコミを利用して観光客を
呼び込み、出雲では遷宮を全面に出した企画を実施する事で
イメージを一新していました。また朝鮮人参や勾玉の店の
商売上手には感心するばかりです。全て人が集まる仕掛けが
上手くプロデュースされていたと言う事です。
地元を盛上げる為には企画と連携が重要だと再認識した
研修旅行でした。

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金曜日, 3月 14, 2014

第1021号:天候をマネジメントする

2014/03/14

第1021号:天候をマネジメントする
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天候によって日々の運用を調整するビジネススタイルは結構
以前から実現していますが、中堅中小企業ではまだその日に
なってみないと判らないという状況かと思います。

その様な企業でも、自社の事業に関し誰がどのタイミングで
どの様に天候が影響しているのかを考えるだけで業績向上に
繋げることができます。

例えば、商品を販売している店舗では、来店するお客様の
動きを5W2Hで表すだけで対策が見えてくる筈です。
また、製造業の場合、原料や製品の輸送が天候にどう影響
するのかも重要です。更に従業員の効率も関係して来ます。

今年2度連続で発生した大雪の対策もリスク管理の一環と
して事前に予想しておくとよいでしょう。

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木曜日, 3月 13, 2014

第1020号:ホームグラウンドはどこ

2014/03/13

第1020号:ホームグラウンドはどこ
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野球でもサッカーでもホームグランドでの戦いは有利なもの
です。逆にそこで負けると痛手として残ります。
誰もが知っている事ですが、では自分のホームグラウンドが
どこか考えた事はあるでしょうか。

自分が毎日通っている職場と答えた方は、勤務先のホームが
どこか考えてみて下さい。明解にここだと答えられた方々は
自分の進むべき道をほぼ判っていると言えます。
答えられなかった方々は、まずはホームグラウンド探しを
直ぐにしましょう。そうしないと明解な目標が立てられません。

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水曜日, 3月 12, 2014

第1019号:ドミノ倒しを起こさない

2014/03/12

第1019号:ドミノ倒しを起こさない
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ちょっとしたミスで、長時間かけて並べたドミノが全て倒れて
しまう様に、信用を失うのも一瞬です。まさに連鎖反応です。
この様な事態を防ぐ為には、途中にストッパーを設ける必要が
あります。

不信を発生させない方法は、定期的にチェック機能を設ける事
で解消できますが、一度始まった不信を喰いとめるストッパーは
思い当たりません。嵐が過ぎ去り時間が解決するのを根気よく
待つ強さを養っておくだけです。

人生のドミノ倒しを起こさない様に気を付けましょう。

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火曜日, 3月 11, 2014

第1018号:危機感を失ってはいけない

2014/03/11

第1018号:危機感を失ってはいけない
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大震災から丁度3年が過ぎました。早いものです。
人は悲しい出来事は一日も早く忘れてしまいたいと思います。
この忘却という能力は人間に授かったギフトかもしれません。
忘却がなければ人の精神はどこかで崩壊してしまいます。

しかし、法人には忘却は有ってはなりません。
定期的に防災をはじめとする危機管理をし続けなければ、
緊急時に同じ過ちを犯してしまうからです。
法人が過去の失敗や対策を管理する方法は、日々の記録と
定例的な再確認です。
今日からでも情報管理を始めましょう。

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月曜日, 3月 10, 2014

第1017号:今日もまた未来に近付く喜び

2014/03/10

第1017号:今日もまた未来に近付く喜び
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年齢を重ねると一日一日年老いていく不安を感じるものです。
私も「残された時間が減っていってしまう」と否定的に考えて
しまい勝ちですが、ここで考え方を変えてみたいと思います。

「今日もまた一日未来に近付くことが出来た、自分の目標に
向けて一歩前進した」と肯定的に考えようと思います。
そうすると、今日もまた生きる事が出来る喜びを感じます。
更に、生きている事を当たり前と考えず、生かして頂いて
いると考えると、余計に今日の大切さを感じる事が出来ます。

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金曜日, 3月 07, 2014

第1016号:時間を大切にする人

2014/03/07

第1016号:時間を大切にする人
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時間は自分のものだと思っている人は事業には向きません。
時間を与えられている思う人は、時間の大切さを理解して
います。

成功している人とそうではない人の違いは、同じ時間を
何十倍、何百倍も価値を高めているかどうかです。

別に成功をしたくない人は、時間に身を任せたままで良い
のですが、事業をする以上、時間は自分でコントロール
できなければなりません。

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木曜日, 3月 06, 2014

第1015号:会社の宝は何かを知る

2014/03/06

第1015号:会社の宝は何かを知る
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自分が起業した会社、或いは所属する団体を維持する為に
何が無くてはならないのか考えた事はありますか。
例えば、社員、すばらしい商品、自分自身、他が持たない
技術、情報システムなどです。

この様な会社の宝を知らなければ、その宝を大切にする事も
磨くことも出来ません。それだけではなく、折角持っている
宝を蔑ろにしてしまい企業を傾かせることもあります。

もう一度、自分達が何によって生かされているのかを
見つめ直してみましょう。
そうすれば、ちょっと儲けが良いからと言って、今まで
積み上げて来た強みを軽々に投げ捨てる事などできない
はずです。

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水曜日, 3月 05, 2014

第1014号:事務の合理化

2014/03/05

第1014号:事務の合理化
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情報システムが無ければ企業の成長は無いと言っても過言
ではありません。手作業で賄える事務量では、数人の会社
しか運営できないからです。
ここで一番の問題は、情報システムの導入が遅れながら
事務量が一気に増えてしまった場合です。朝から深夜まで
事務手続きに追われ、一体何の会社か判らない状況になり
ます。事務の合理化は2歩先を読んで手を打たなければ
なりません。これも経営です。

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火曜日, 3月 04, 2014

第1013号:計画的な負けを演出できるか

2014/03/04

第1013号:計画的な負けを演出できるか
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地区、業界、分野と絞り込んで行くと自社がNo.1になる条件
が揃います。例えば「柏市のIT企業において情報システム
コンサルに関してはNo.1」の様にです。事実かどうかは判り
ませんが、この様に自社の強みを明確にする事は大切です。

次にNo.1を維持する為には、競合先と戦い続けなければなり
ません。と言う事は競合先も明確にする必要があるのです。

最後に、どの様に勝つのか負けるのかを予想して、計画的に
業務を実行し続ける必要があります。事業とはその様なもの
と考えています。

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月曜日, 3月 03, 2014

第1012号:ひな祭りで思う経営

2014/03/03

第1012号:ひな祭りで思う経営
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小学校のおやじの会に参加している関係で、先々週の雪の中
小学校の玄関に雛飾りをしました。子供達の健康を祈るため
に毎年行っているのですが、あの雛飾りを見ていると安定し
た組織を維持する為には、しっかりとした役割分担が必要だ
と考えさせられました。さて、自分の役割分担は何だったか
改めて確かめてみたいと思います。

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