2014/02/26
第1009号:情報システムは簡易的に構築してレベルアップ
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非常に高い費用を掛けて作った仕組みも、使われなければ
唯のゴミです。完璧に動かなくとも、特定の要求を100%
充たす仕組みの方が遥かに価値を生みます。
情報システムには、業務内容を分析して個別に構築する
独自システムと、既製品のシステムに業務を合わせる
パッケージシステムがあります。前者は業務の課題を
明確にし情報システムで改善を図るため、稼働率が高け
れば大きな成果を期待できますが、その分開発費用は
高騰します。後者はパッケージシステムが提供する業務
運営方法に自社の業務が適用できれば成果が上がります
が、業務への適用ができなければ効率化効果を得ること
はできません。
私はこの2つの方法の他に、業務の特定機能を順次合理化
する簡易システム構築を提案しています。まずは効果が
期待できる業務に焦点をあて、その一部機能のみ簡易的に
情報システム化を行います。次にシステム利用率を向上
させながら効果を精査し、改善を繰り返す方法です。
大きな無駄を回避しながら、効率化を図る方法ですので
中堅企業でも成果を上げやすくなります。但し、一気に
成果を得ることは出来ませんので、忍耐力が必要となり
ます。
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OGACOM Japan Inc.
水曜日, 2月 26, 2014
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