月曜日, 12月 09, 2013

第960号:企業にもアレルギーはあるか

2013/12/9

第960号:企業にもアレルギーはあるか

私は子供の頃からアレルギー性鼻炎と診断され、
室内温度が25度でハウスダストが蔓延した空間
に入るとくしゃみが止まらなくなります。
身体を守る抗体が、体内で反応しているのでしょうが
働き過ぎるのも困ったものです。

さて、生身の人にアレルギーがあるのであれば、
法人にもあってもおかしくはありません。
例えば、会社を揺るがす大きなトラブルが
発生した場合、その原因となった事象には敏感
に反応します。出来る限りその事業には手を
出さない様にするかもしれません。
その問題を解決した対策は、非常事態に備えて
常に起動可能な状態にしておくことでしょう。

その様な企業において、ふと忘れた頃に同じ事象が
発生すると過剰に対応することも考えられます。
対応が行き過ぎてしまい却って不具合を起こす場合、
その企業はアレルギー体質と言えるかもしれません。

万が一に備える事は重要ですが、行き過ぎた対策
への準備も考えておく必要がありそうです。

【12月9日に生まれた人】

1860今日、「柔道の父」と呼ばれた嘉納治五郎が
生まれました。柔道をスポーツとして世界に広めた
彼の功績は非常に大きいと言えるでしょう。

海外で「日本人は礼儀正しい」というイメージは、
柔道や空手などの「道」の広がりも一因だと思います。
先人達の努力に感謝したいと思います。

※暦の情報はWikipediaを参照しています。

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