かつてコンピュータが人間の脳に追いつく事は絶対にありえないと言われていました。脳のニューロンの複雑なつながりを電子回路で再現することなど確かにまだまだ技術的な進歩が必要かもしれません。私が子供の頃に作られた「2001年宇宙の旅」や、それ以前の「メトロポリス」といった未来映画では、コンピュータが意思を持ち暴走をし始めました。また人間の良き友となる映画も沢山作られていました。私はいつか必ずコンピュータも疑似的な感情を持つ時代が来ると考えています。逆に、人間の脳がコンピュータ化してきているのではないかという点が心配です。子供達は決められたロジックのゲームにはまり、日常生活までゲーム感覚となっています。ゲーム脳という話は皆さんもお聞きになったことがるのではないかと思います。徐々に思いやりや、集団規範、道徳感覚など、人間的な精神力が弱まりつつあるのではないでしょうか。
この様な精神社会で、今私が強く必要性を感じているのが、感情を自らの力で切り替える能力、言い換えれば精神的脱却能力です。
日々の生活は、思い通りにならないストレス、怒り、悲しみ、裏切り、嫉妬等々、書きつくせない程の様々な煩悩、つまりマイナスエネルギー(感情)で埋め尽くされています。私は宗教家ではないので説明は難しいのですが、この様な負のスパイラルに呑みこまれ、自らの力でプラスに切り替えられなくなった時、宇宙のパワーバランスが働き、そしてある淘汰プログラムのスイッチが入るのだと思います。その淘汰プログラムの一つとして、DNA異常、細胞の暴走、つまり癌などの発症などがあるのではないかと感じています。宗教的に言うと、このパワーバランスが神の力というのかもしれません。
人生には一定の波があることは、月の満ち引きからもご理解頂けるかと思います。大きく躍動する時間に後には、必ず逆の苦しい時間も訪れます。その苦しい期間をいかに正常心で乗り切り、次のジャンプにつなげるかが人生を豊かにする方法ではないかと思います。
一つ判り易い例を出しましょう。宗教によっては、本能に基づく男女の関係をきつく禁じる定めがあります。これは、どの様に誠実であり知的であり分別のある人間であっても、恋愛は心の振幅を大きくし正常心を失わせてしまう可能性があると過去の賢人達が感じ取ったのでしょう。それでも人間の本能は抑えきれません。その様なとき、人間には心を静める手段が必要とされるのです。この例以外の欲求も、皆さんそれぞれ数多くもっているのではないでしょうか。
高まったマイナスエネルギーを心の中にある虚空の世界に放出し、心を無の状態にする。その時、精神的な脱却を覚えます。私はこの脱却のプロセスを、各自の生活リズムに従いシステム化することが重要と考えます。この仕組みこそが、自らの感情をコントロールする「精神システム」と呼ぶことにします。
近年、この「精神システム」を実現する為には、ホリスティック医学の第一人者である帯津良一先生が提唱される「場の養生」の教えが最適であると気付きました。帯津道場で指導されている呼吸法「時空」を行っているとき、体内の悪しきものが浄化されていく感覚を覚えます。この悪しきものというものが、まさにマイナスエネルギーであり、浄化というのが放出されることです。この「精神システム」を取り入れることが、心と体を長く労り、健康に導く道であります。
私は、この「精神システム」を社会に広く伝えいくのが、今後育成される「ソーシャルセラピスト」達の役割の一つと考えています。
尚、心がプラスエネルギーで満ちているとき、私は敢えてそのエネルギーまで無にしてしまう必要は感じていません。
大好きなことや、美味しいものとの触れ合いは積極的に進めるべきであって、浄化するのはマイナスに針が振れた時だけと考えます。
さて、私はビジネスコンサルタントですので、ここで終ってはいけません。
企業内に蓄積したマイナスエネルギーを定期的に浄化し、正のスパイラルを企業内に埋め込むことが必要です。従って、生身の人間に必要な「時空」に対応するものをビジネス界で提案しなければなりません。それは何でしょうか!
実は、その仕組みこそが定例的な改善ルーチンを組み込んだ「情報システムの運用」と言えます。単に「情報システムの導入」ではないことをご理解ください。まず社内のマイナスエネルギーを浄化するキーマンと、コンピュータを活用した情報システムが必要なのです。これこそがIT小笠原流による「情報システム」の使命であます。
最後に、皆さんも私とともにIT小笠原流を極めましょう。
自らのあるべき姿が見えてくるはずです。